離婚に際して、未成年の子供がいる場合、さまざまな権利義務の問題が出てきます。
子供に関する権利義務としては、次のようなものがあります。
◯親権の決定
離婚する夫婦間に未成年の子供がいる場合、子供の親権者を夫婦のどちらにするのかを決めなければいけません。これを定めずには、離婚届は受理されません。
◯養育費の決定
子供にかかる生活費、医療費、教育費、雑費などの金額については原則として夫婦間での話し合いにより決定されます。慎重によく協議をしなければなりません。
養育費の相場は夫婦の経済的な問題もありますので、ケースバイケースです。一般的には、月に2〜6万円というのが多いようですが、収入により一定の基準が示されています。
◯氏・戸籍の決定
離婚後も子供の氏や戸籍は変わりません。母親が親権者となり、自分と同じ戸籍に入れようとする場合は、家庭裁判所に「子の氏を変更する申立」を行い、許可を得た後に、市町村村役場に「入籍届」を行います。
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恵比寿法律事務所(恵比寿/渋谷区)|子どもの親権と養育費